真言宗 金剛山 遍照寺 常住院-和歌山市
〒640-8336 和歌山市柳丁1−1
TEL:073-422-8809
開門AM7:00 ~ 閉門PM5:00
〒640-8336 和歌山市柳丁1−1
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開門AM7:00 ~ 閉門PM5:00
Q.真言宗について |
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Q.弘法大師(空海)について |
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Q.大日如来って、どんな仏様ですか? |
A.真言宗をはじめ密教世界で本尊とされ、教義の中心に位置するのが大日如来です。
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Q.密教って何ですか? |
A.古代インドでおこった大乗仏教の一波であり、インドから中国を経て日本に伝わってきたものです。大乗仏教とは、釈迦の教えに従い悟りを開き、「広く人々を救済する」という思想の仏教を指します。 日本では、真言宗・天台宗が密教として密教の教えを教義としています。 |
Q.宗派とは? |
A.日本の宗派は、十三宗五十六派と言われています。
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Q.住職・和尚・僧侶・お坊さん・の違い |
A.僧侶
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Q.檀家とはなんですか? |
A.檀家とは、特定の寺院に所属して、お布施や会費などを通して主に経済的に寺院を支援している家庭のことです。檀家は、個人がなるものではなく、あくまで「家」単位でなるものです。
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Q.常住院に入檀したいのですが、どうすればいいですか? |
A.どの寺院でもそうですが、寺院規則があります
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Q.家族が亡くなりました。お葬式ってどうすればいいの? |
A.檀家に属している場合は、お寺にお問い合わせください。それ以外の方は、亡くなった方の遺言やご遺族の意向もあると思いますので、生前によく話し合っておくべきだと思います。「終活ノート」などを活用し、本人の希望を伝えるのも一つの手だと思います。 |
Q.お通夜とお葬式ってどう違うの? |
A.お通夜は本来、親族や関わりの深い親しい人たちが一晩中故人に付き添い、別れを惜しみながら最後の夜を過ごす儀式のことです。お葬式は、親族や親しい人たちが故人の安らかな永眠を祈り、別れを告げる宗教的な儀式のことです。 |
Q.告別式って何ですか?お葬式とどう違うのですか? |
A.告別式は、社会的な儀式として故人に別れを告げる場のことです。友人や知人などが参列します。 |
Q.住職に来てもらいたいと思ったら、いつ呼べばいいのですか? |
A.本来は、亡くなってからすぐご連絡いただきたいです。ですが、昨今は葬儀会社を間に入れる方が多いと思います。できるだけ早くご連絡ください。 |
Q.枕経とは、なぜやるの? |
A.「枕経」は、魂が抜けた体に対し間封じのお経を上げ悪いものが入ってこないために行います。一般の皆さんの枕経は、亡くなった方を偲んで故人の思い出話をする場だと思います。臨終を迎える方もしくは臨終を迎えた方があの世に旅立つ時に不安にならないよう、そして迷わずに成仏するように願って、枕元でお経をあげます。 |
Q.檀家とは |
A.お寺を盛り立てている人たちのことです。スポンサーというとライトな表現になってしまいがちですが・・・。当時院のお手伝いや葬儀や回向をし、お寺を守っていってくださる方のことです。檀家様がいらっしゃるから、皆様が参る場所があるということです。寺院の継続の為には、絶対に必要な存在です。 |
Q.回向(えこう)とは? |
A.「回り向かわせる」生きている人の心を落ち着かせ、良い行いを回り向かわせて、ご先祖様が良い暮らしができるようにするためにすること。あの世で良い暮らしができるようにするイメージです。 |
Q.塔婆(とうば)とは? |
A.塔婆(卒塔婆)とは、故人の供養のために立てるものです。細長い板のような形をしており、お墓の後ろに立ててあります。亡くなった人への追善供養のために立てるものです。また、塔婆供養を捧げる私たちも功徳を積むことができます。 |
Q.塔婆に書いてある内容は? |
A.真言宗では、「空(キャ)・風(カ)・火(ラ)・水(バ)・地(ア)」を表す梵字が上に書かれ、下には故人の縁のある仏様の種字(しゅじ)が書かれます。通常は十三仏のどれかになります。その下には「戒名、供養の回忌、建てた人の名前」の順で書かれます。建てた人の名前は建てた日付とともに以前は裏側に書かれていましたが、最近は誰が建てたか分りやすくする為に表面に書かれる場合もあります。裏には、大日如来を表す梵字の「バン」が書かれます。 |
Q.塔婆はいつ立てればいいの? |
A.亡くなった人への追善供養のために立てるものであり、いつ立てなければならないか決まっているものではありません。習慣としては供養の節目に立てることが多く、法要(四十九日、一周忌、納骨式など)をはじめ、祥月命日(命日)にお盆、春と秋のお彼岸、施餓鬼会などがそれに相当します。 |
Q.塔婆は誰が立てるもの? |
A. 基本的には遺族が立てることになりますが、故人と親しい関係にあった人や故人と親しい間柄になくても故人を供養したいと考えている人ならば、誰が立てても問題はありません。卒塔婆は何本立てなければならないという決まりはありませんが、ひとりの故人に対して卒塔婆本という形で立てることが一般的です。「●●家一同」や「兄弟一同」のようにしてまとめて立てる形でも問題はありませんし、施主以外に子どもたちそれぞれが卒塔婆を立てることもできますし、施主がひとりで両親に本づつ卒塔婆を立てることも可能です。 |
Q.お墓を借りる?イメージがつきません。 |
A.お墓は亡くなった後の家だと思います。例えば家を借りる時に維持管理料が必要になりますよね?これらの代わりになるのが、法要や塔婆や回向になると思います。ご遺族が眠っているお墓のために、これらの費用がかかることをご理解ください。 |
Q.合祀墓に納骨したら、今後何もしなくてもいいの? |
A.難しい質問ですが・・・「ここにこうして合祀墓がずっとあると思われますか?」という疑問をこちらからは問いかけます。お墓に納骨したら何もすることがないと思われがちですが、常住院がこうしてあるのは、檀家様の存在が大きいです。また、年4回の法要や塔婆、お葬式などに呼んでもらうことがあってこそ、1日でも長く寺院の継続につながっております。寺院があってのお墓ですので、無理なくできることをしてもらえたらと思います。 |
Q.合祀墓に納骨をしたときに、遺族ができることは何がありますか? |
A.まず、手を合わせることが一番大事です。それ以外には、先にも書いたとおり年4回の法要や塔婆等があると思います。 |
Q.お墓へのお供え物はどうすればいいですか? |
A.お墓へのお供え物についてですが、基本的にしなくて結構です。もしお供えした場合は、帰る時に必ず持って帰るようにすること。なぜなら、野生動物が食べ散らかして荒らすと、せっかくの聖地が汚されてしまいます。あるいは日が経つと腐って汚くなってしまいます。お供えをした人の中には「あとで下げておいてください」と言って帰る方もいますが、自分のご先祖様・大切な方のお墓の後始末を他人に任せてはいけません。どうしてもお供えをしたい場合は、仏壇にお供えをしてあげて下さい。 |
Q.お墓に参った時に、「あの世で幸せになってね!」と拝んではいけないと聞きました。 |
A.大ヒットソングの歌詞にもあった通り、お墓に故人がいるわけでも眠っているわけでもありません。供養をしたので、今は極楽浄土におられます。だから拝むのではなく、偲ぶだけでいいのです。 |
Q.仏壇に食べ物をお供えしたあと、食べてもいいですか? |
A.おさがりは、いただくことによって供養になります。お供えは、本当は食べていただきたいが、せめて香りでも楽しんでくださいという意味でお供えするものだと思います。捨てる段取りをしている様なお供えをしてはいけません。お供えする者は山の幸・海の幸といわれるものです。生臭ものはあまりお供えしません。果物・野菜・海藻類・酒類などです。また、仏飯を長い間お供えしているのをよく見かけますが、自分に置き換えて考えてみて下さい。食べ終わっているのに、ずっと食器を下げてもらえないとどう思いますか?早く下げてほしいと思いますよね。こちらからそれを察してあげて、おさがりを家族みんなでおいしくいただきましょう。 |
Q.彼岸(ひがん)って何ですか? |
A.彼岸とは、その名の通り岸の向こう、つまりあちら側のこと。それに対し、様々な苦に悩む煩悩の世界を此岸(しがん)と言います。
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Q.彼岸は春と秋では何が違うの?(おはぎなの?ぼたもちなの?) |
A.諸説ありますので、一つの考えだと思って下さい。一般的には、彼岸会の仏事をいい、年二回執り行われます。春分の日と秋分の日を中心として、その前後三日をあわせた七日間に行われます。この日が昼夜の長さがほぼ等しくなり、この日を境に季節が徐々に移っていくと考えられ、春を目前にするお彼岸と、枯淡の景色が持つ秋彼岸とでは、その風情も変わってきます。また、春の彼岸に作るおはぎは「萩の餅」。秋の彼岸に作るぼたもちは「牡丹餅」。昔は白米と言えば最高のご馳走でした。それに大切な餅米をまぜてお餅を作り、貴重な小豆と砂糖で作った餡で包んだものは、当時では特別のお供え物でした。その貴重なお供え物を自分たちで食べるだけでなく、ご近所に配っていたのは、「布施」(布を広げて施す)に通ずるものがあります。昔の人たちは仏教の大切な教えをごく自然に実行していたことがうかがえますね。 |
Q.施餓鬼(せがき)とは? |
A.施餓鬼とは、お盆の時期に行われることが多い仏教行事の一つです。お釈迦様の弟子の一人、木連尊者(もくれんそんじゃ)が神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。木連尊者は母を救うためにどうしたらいいのかお釈迦様に相談したところ、「僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」との教えのままにしたところ、その功徳によって母は極楽往生がとげられたという話に由来します。それ以来、父母や先祖に報恩感謝を捧げ、供養をつむ重要な日となりました。お盆には亡くなった祖先や家族たちの供養を行うのと同時に、餓鬼の供養も行なって徳を積むことで自分にも救いがあるとされています。 |
Q.お盆とは? |
A.お盆の正式名称は盂蘭盆会(うらんぼんえ)と言い、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間のことです。宗派によって違いますが7月または8月の13日~15日までの3日間をさします。当寺院では、8月12日新仏 13日お盆として、本堂にて法要を行い、先祖の霊をお迎えします。期間中にはお経や飲食の供養をします。尚、新仏は14日 15日は夕方に送り火にてお見送りいたします |
Q.お布施(おふせ)って、どうすればいいですか? |
A.主に寺院へ対するお布施(布を広げ施(ほどこ)すこと)について、説明します。サンスクリット語で「あまねくほどこす」という意味を持つ「ダーナ」という言葉が由来です。布施には「法施(ほうせ)」「財施(ざいせ)」「無畏施(むいせ)」の3つがあります。法施とは、人間が正しい生き方をするためにはなくてはならない仏法の教えを伝え、精神的施しをすることであり、これは僧侶のつとめです。これに対して、感謝の気持ちを表すためにお金や品物を寺院へ施すことが財施です。さらに無畏施とは、不安や畏(おそ)れをいだいている人に安心のほどこしをする仏の慈悲心のあわられでもあり、誰にでもできる親切でもあります。よって、通夜・葬儀の儀式で受けた法施に対して財施でこたえることになり、いくらでなければならないという決まりはありませんが、一部の寺院や葬儀会社が仲介に入り料金を決めているところもあります。 |
Q.ペットが亡くなった時に、何をしてくれますか? |
A.大切なペットが亡くなった時は、永代合同納骨をすることができます。飼い主さんはいつでもご参拝していただくことができます。 |
Q.ペットのお骨は、どんな種類の動物でも受け入れてもらえますか? |
A.もちろんです。気になる場合は一度お問い合わせください。 |
Q.ペットの大好きだったご飯をお供えしたい。 |
A.当寺院では、ペットフードやおやつなどの食べ物のお供え物は一切禁止しております。なぜなら、野生動物が食べ散らかして荒らすと、せっかくの聖地が汚されてしまいます。あるいは日が経つと腐って汚くなってしまいます。お供えをした人の中には「あとで下げておいてください」と言って帰る方もいますが、自分の大切な家族のペットのお墓の後始末を他人に任せてはいけません。綺麗なお花を供えてあげましょう。どうしても食べ物をお供えをしたい場合は、仏壇にお供えしてあげて下さい |
Q.ペットが納骨されているので、何かしてあげたい! |
A.当寺院では毎月27日10時~法要を行っており、ご自由に参加することが可能です。その時に、塔婆や回向をすることができます。 |
真言宗 和歌山 金剛山 遍照寺 常住院-和歌山市
電話番号: 073-422-8809
FAX番号: 073-436-4462
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