ごあいさつ

本日は、当寺院とご縁を頂きまことにありがとうございます。
当寺院は、JR和歌山駅から徒歩10分ほどの街中にある小さなお寺ですがその歴史は古く、紀州徳川家和歌山城の厄封じのお寺として、江戸時代より、多くの方にごまん堂常住院としまれてきた寺院です。和歌山西国観音霊場 第15番札所として、十一面観音菩薩・本尊不動明王・真言宗の開祖 弘法大師をお祀りしております。
お近くにお越しの際はお気軽にご参拝を頂ければ幸いです。
真言宗 金剛山遍照寺常住院 第16世住職
上西善教
本日は、当寺院とご縁を頂きまことにありがとうございます。
当寺院は、JR和歌山駅から徒歩10分ほどの街中にある小さなお寺ですがその歴史は古く、紀州徳川家和歌山城の厄封じのお寺として、江戸時代より、多くの方にごまん堂常住院としまれてきた寺院です。和歌山西国観音霊場 第15番札所として、十一面観音菩薩・本尊不動明王・真言宗の開祖 弘法大師をお祀りしております。
お近くにお越しの際はお気軽にご参拝を頂ければ幸いです。
真言宗 金剛山遍照寺常住院 第16世住職
上西善教
当寺院は藩主徳川頼宣公が建設し徳川家代々の厄除け・家内安全祈願の寺院です。
約400年前、元和5年西暦1619年の江戸時代初期、徳川頼宣公が和歌山城に入城した際、高野山無量光院の春盛坊に命じ城内櫓に安置されていた不動明王像を当寺の柳の馬場(現在の和歌山市柳丁)に堂宇建立の上、安置も徳川家代々の厄除け・家内安全の祈祷を執り行わせたのが当寺院の始まりです。
また昭和20年西暦1945年の和歌山市大空襲により、堂宇と共に消失し、その後の戦後復興土地区画整備事業の波を受け、寺城が約10分の1になり残念ながら昭和51年西暦1976年、本堂等の再建は出来ましたが、護摩堂の再建は叶わず、護摩祈願は行われていません。
真言宗
金剛山 遍照寺 常住院
通称 ごまん堂
上西善教
〒640-8336
和歌山市柳丁1丁目1
TEL:073-422-8809
FAX:073-436-4462
各種法要 (回忌法要、両彼岸、施餓鬼・お盆法要、葬儀)
墓地、宗派問わず合祀墓、永代供
伴侶動物供養、納骨
御悩み事相談
元来のご本尊は空襲により焼失しましたが、不動明王(不動明王二童子像)も秘仏として安置しておりました。現住職により、法要時など限定公開をしております。
不動明王様は、忿怒相(ふんぬそう)といわれる怖い顔をしており、右手に三鈷剣(さんこけん)、左手に羂索(けんじゃく)という縄を持ち、背中に炎を背負った姿が一般的です。怒った顔は、悪を断ち切りどんな人も仏道に導くという決意の表れで、背中の炎で煩悩を焼き払い、右手の剣は魔を退散させると同時に人々の煩悩を断ち切る智慧の象徴で、左手の縄は煩悩から抜け出せない人を吊り上げてでも救い出します。
観音菩薩の変化身の1つで六観音の1つです。頭部に11の顔を持ち三昧耶形(さんまやぎょう※1)手には、三昧耶形は水瓶、開蓮華をもっています。十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、10種類の現世での利益(十種勝利)と4種類の来世での果報(四種功徳)をもたらすと言われる観音様です。
※1 三昧耶形とは、仏の力や性格を象徴する器物で、弓・矢・剣・杖・蓮華などの標識のこと。三昧耶とは密教において諸仏が衆生済度のため発した本誓のことをいいます。 たとえば、文殊菩薩が持つ利剣は、大智断惑の願いを示し、 大衆がそれを見て法にかなった修行をすれば願いがかない、福智が得られるとされました。
元々常住院にあった大きなくすの木を切り、仏師の方に彫って頂いた、四天王で現在、当寺院の壇の四神(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天)。四大王(しだいおう)で安置しています。
持国天 - 東勝身洲を守護する。乾闥婆、毘舎遮を眷属とする。
増長天 - 南贍部洲を守護する。鳩槃荼、薜茘多(へいれいた)を眷属とする。
広目天 - 西牛貨洲を守護する。龍神、富単那を眷属とする。
多聞天 - 北倶盧洲を守護する。毘沙門天とも呼ぶ。原語の意訳が多聞天、音訳が 毘沙門天。夜叉、羅刹を眷属とする。
開祖 弘法大師坐像
大日如来像
八僧大師
空海画
四国八十八所軸
不動明王軸